司法書士による任意整理の費用や流れを解説|140万円ルールと弁護士との違い・事務所選びのポイント

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司法書士による任意整理の費用や流れを解説|140万円ルールと弁護士との違い・事務所選びのポイント

2025/08/18 司法書士による任意整理の費用や流れを解説|140万円ルールと弁護士との違い・事務所選びのポイント

       著者:司法書士・行政書士和田正俊事務所

借金や返済に悩み、「司法書士に任意整理を依頼したいけど費用や手続きが不安…」と感じていませんか。

任意整理は債務を大きく減額できる有効な方法ですが、140万円の上限や司法書士と弁護士の違いなど、知らなければ損をするポイントが多くあります。

実際、司法書士事務所によって費用体系や対応範囲は異なり、依頼する前に比較・検討を怠ると本来より多くの費用がかかったり、手続きで損失が発生するケースも少なくありません。

また、無料相談や分割払い、法テラスの活用など、知っておくと安心できる制度も存在します。

本記事では、司法書士による任意整理の基礎知識から費用、流れ、注意点や事務所選びのコツまで、徹底的に解説しています。

最後までお読みいただくことで、「自分に最適な依頼先」と「後悔しない任意整理の進め方」がきっと見えてきます。

司法書士による経営者支援 – 司法書士・行政書士和田正俊事務所

司法書士・行政書士和田正俊事務所は、経営者の皆様が抱える多様なお悩みに寄り添い、最適な解決策を提供することを使命としております。​当事務所では、相続や信託、離婚問題、成年後見、債務整理など、幅広い分野でのご相談を承っております。​初回相談料は無料で、出張相談も可能ですので、安心してご相談いただけます。​また、専門知識を持つ司法書士・行政書士が連携し、ワンストップサービスで迅速な問題解決を目指しております。​私たちは、お客様に寄り添い、丁寧かつ迅速な対応でサポートいたします。

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司法書士による任意整理とは何か?基礎知識と特徴

任意整理は、借金返済に困ったときに利用できる債務整理の一つです。特に司法書士による任意整理は、個人の借金問題を法的に解決しやすい方法として注目されています。司法書士がサポートできる範囲や費用、手続きの流れ、140万円という法的上限など、押さえておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、任意整理の基本と司法書士の役割について専門的に解説します。

司法書士が対応できる任意整理の範囲と140万円の制限

司法書士が任意整理で対応できるのは、債権者1件あたりの元金が140万円以下の場合に限られます。たとえば、3社から借り入れがあった場合、それぞれの元金が140万円を超えなければ、すべての債務について司法書士に依頼することが可能です。

任意整理の対象となる債務と元金の考え方

元金140万円の「元金」とは、利息や遅延損害金を含まない純粋な借入金額を指します。過払い金が発生している場合は、その返還請求も140万円までが司法書士の対応範囲です。任意整理の対象となる債務は、消費者金融、信販会社、クレジットカードなど多岐にわたり、借金の種類ごとに元金を確認することが必要です。返済中でも元金残高で判断するため、着手前にしっかり確認しておくことが重要です。

司法書士が任意整理できる主なケース

  • 1社ごとの元金が140万円以下
  • 過払い金返還請求が140万円以下
  • 利息や遅延損害金を除いた借金額で判断

司法書士に依頼できない主なケース

  • 債権者1件につき元金が140万円を超える場合
  • 140万円を超える過払い金返還請求
  • 複数社合計ではなく「1社ごと」での判断が必要

司法書士と弁護士の任意整理対応の違い

司法書士と弁護士の大きな違いは、対応できる債務額と業務範囲です。司法書士は1件あたり140万円以下の借金のみ対応可能ですが、弁護士は債権額に制限なく、自己破産や個人再生なども扱えます。

比較項目 司法書士 弁護士
対応できる債務額 債権者1件につき140万円以下 制限なし
対応できる手続き 任意整理、過払い金返還請求(140万円まで) 任意整理、過払い金、自己破産等全般
代理権の範囲 簡易裁判所の範囲まで 全ての裁判所・手続きに対応
費用感 比較的安価 ケースにより幅がある

140万円を超える場合の相談先選定ポイント

もし1社あたりの債務が140万円を超える場合や複数社の借入で一部が上限を超える場合は、弁護士に相談する必要があります。また、個人再生や自己破産など任意整理以外の手続きも検討したい場合も弁護士が適しています。司法書士と弁護士、どちらに依頼すべきか迷った場合は、まず無料相談を活用し、自分のケースに最も合った専門家を選ぶことが大切です。

弁護士に相談すべき場合

  • 1社の元金が140万円を超える
  • 任意整理以外の債務整理も視野に入れたい
  • 複数社の借入で一部でも140万円超がある

司法書士による任意整理は、140万円という明確なラインがあるため、この基準をしっかり把握することが最初の一歩となります。自身の借入状況を整理し、最適な専門家を選ぶことが、スムーズな借金問題解決に直結します。

司法書士に任意整理を依頼するメリット・デメリットと注意点

司法書士に任意整理を依頼する場合のメリット

司法書士に任意整理を依頼する際の主な利点は、次の通りです。

  • 費用が比較的安い:弁護士と比べて報酬や着手金が抑えられている事務所が多く、経済的な負担を減らせる傾向があります。
  • 手続きが迅速:司法書士は任意整理の経験が豊富なことが多く、交渉や書類作成もスピーディーに進めてくれる場合が多いです。
  • 親身な対応:地元密着型の事務所も多いため、相談者への寄り添いやアフターフォローが手厚い特徴があります。
  • 無料相談の利用が可能:初回の相談料が無料の事務所が多く、気軽に相談することができます。

【おすすめポイント】

  1. 司法書士は法律の専門家として、債務整理に関する知識と経験を持っています。
  2. 手続きの説明や進捗の連絡が丁寧で、精神的な負担を軽くできるケースが多いです。
  3. 全国対応や電話のみで相談を受け付けている事務所も増えています。

任意整理のデメリットとリスク

任意整理にはメリットだけでなく、いくつかの注意点やデメリットも存在します。

  • 信用情報への影響:任意整理を行った場合、信用情報機関に事故情報が登録され、数年間は新たなローンやクレジットカードが作れなくなります。
  • 140万円の上限:司法書士が代理人として対応できるのは1社あたり元金140万円までです。これを超える場合は弁護士に依頼する必要があります。
  • 返済計画の見直しが必要:返済計画が現実的でない場合、再び延滞やトラブルにつながるリスクがあります。
  • 「任意整理しなければよかった」と後悔する事例:事前にデメリットや将来の生活設計を十分に理解しないまま手続きを進め、後悔するケースも報告されています。

【注意すべき点】

  • 事前に費用や手続き内容について詳細に確認しましょう。
  • 返済能力に合った計画を立てることが重要です。
  • 信用情報への影響や今後のライフプランも踏まえて判断しましょう。

体験談や口コミから見る司法書士の選び方

任意整理を司法書士に依頼した方の体験談や口コミには、以下のようなポイントが多く見受けられます。

  • 「任意整理に強い司法書士を選んでよかった」という声が多数。債務整理の実績や専門性が高い事務所は、交渉力や対応の早さに定評があります。
  • 費用の安さや明朗な料金体系が決め手になったという口コミも多く、「何にいくらかかるか事前にしっかり説明してもらえて安心した」という評価が目立ちます。
  • 親身なサポートと丁寧な説明が高く評価されている事務所は、口コミサイトや比較ランキングでも上位にランクインしています。

【失敗しない事務所選びのコツ】

  • 債務整理の実績や口コミ評価を確認する
  • 費用やサービス内容を複数比較する
  • 無料相談や見積もりを活用して納得できる事務所を選ぶ

これらを意識することで、より安心して任意整理を進めることができます。

任意整理の費用と報酬の相場・安く抑える方法

任意整理を司法書士に依頼する際、最も気になるのが「費用はいくらかかるのか」「どの事務所が安いのか」という点です。費用構成や相場、安く抑えるポイントを理解しておくことで、納得した上で手続きを進められます。ここでは、司法書士任意整理の料金体系や費用比較のコツ、支払いが難しい場合のサポート策まで詳しく解説します。

任意整理の報酬体系と内訳

任意整理の費用は、複数の項目で構成されています。主な内訳は以下の通りです。

費用項目 概要 相場例
相談料 初回相談は無料が主流。事務所によって異なる 0円~5,000円
着手金 手続き開始時に発生。分割払い対応の事務所もある 20,000円~40,000円
報酬(成功報酬) 減額・和解成立時に発生。減額幅によって変動 10,000円~30,000円
減額報酬 借金減額分の10%前後が多い。 減額分の10%程度
事務手数料 書類作成や事務処理の費用。 0円~10,000円

上記はあくまで目安であり、事務所ごとに設定が異なります。費用は依頼前に必ず確認し、追加費用や条件もチェックしましょう。

司法書士事務所ごとの費用比較と選び方

「相談料無料」「着手金無料」を掲げる司法書士事務所が人気を集める傾向にありますが、選定時は、下記ポイントを必ず比較してください。

  • 費用の総額・内訳を明示しているか
  • 相談料や着手金が無料または分割払い可能か
  • 成功報酬・減額報酬の計算方法が明確か
  • 追加費用や解約時の返金条件はあるか
  • 事務所の実績や口コミ評価

安さだけでなく、対応の丁寧さやサポート体制、過去の実績も重要です。ランキングなどの人気度だけで決めず、信頼できる事務所を慎重に選びましょう。

費用が払えない場合の対処法と支援制度

費用負担が難しい場合も、任意整理をあきらめる必要はありません。以下の支援策を活用できます。

  • 分割払い可能な事務所を選ぶ
  • 法テラス(日本司法支援センター)の利用

所得等一定の条件を満たせば、相談料や着手金を立替・分割払いできる制度

  • 無料相談の活用
  • 地域の司法書士会や公的機関のサポート

支払いが難しいと感じた時は、早めに相談しサポート制度を活用することが大切です。また、法テラスの利用条件や必要書類も事前に確認しておきましょう。

正確な費用を知りたい場合は、複数の司法書士事務所に見積もりを依頼し比較するのが安心です。信頼できる専門家とともに、納得できる任意整理の一歩を踏み出しましょう。

司法書士への任意整理相談から手続き完了までの流れ

任意整理を成功させるためには、相談から和解、アフターサポートまでの流れを正確に把握することが重要です。現代では無料相談や電話相談など、多様な相談方法が提供されています。以下に、一般的な手続きの流れと具体的なポイントを解説します。

無料相談・電話・オンライン相談の活用方法

司法書士事務所では、無料相談や電話、オンラインでの相談対応が増えています。特に、遠方や多忙な方には「電話のみで完結する任意整理」も人気です。

  • 無料相談は初回から費用が発生しないため、安心して疑問点を確認できます。
  • 電話やオンライン相談は、時間や場所を問わず利用できるのが大きなメリットです。
  • 相談内容は債務の状況や希望返済額、職業や家計状況など具体的に伝えることで、的確なアドバイスと見積もりが得られます。

司法書士事務所によっては土日や夜間も対応し、全国対応の事務所もあるため、口コミなども参考に自分に合った相談先を選びましょう。

相談時に準備すべき書類・情報

スムーズな手続きを進めるためには、事前準備が欠かせません。相談時に必要な主な書類や情報は以下の通りです。

  • 借入先ごとの契約書や請求書、残高明細
  • 返済の記録や通帳
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 収入証明書(給与明細、源泉徴収票など)
  • 家計の支出状況が分かるメモや家計簿
  • その他、過払い金請求の可能性がある場合はその証拠資料

これらを揃えることで、初回相談時から具体的なシミュレーションが可能です。

和解成立後の返済管理・アフターサポート

和解後は、取り決めた返済計画に沿って支払いを続ける必要があります。司法書士事務所では、返済中のトラブルや生活の変化に応じた相談も受け付けています。

  • 返済が困難になった場合は、すぐに司法書士へ連絡し、再協議や条件変更の相談が可能です。
  • 一部の事務所では、返済完了までの進捗フォローや定期的なアドバイスを提供しています。
  • 万が一、債権者からの違法な取り立てがあった場合も、速やかに相談することで適切な対応が受けられます。

このように、初回相談からアフターサポートまで手厚い対応が受けられるため、安心して任意整理を進めることができます。信頼できる司法書士事務所を選び、自分に合った相談方法を活用しましょう。

司法書士による経営者支援 – 司法書士・行政書士和田正俊事務所

司法書士・行政書士和田正俊事務所は、経営者の皆様が抱える多様なお悩みに寄り添い、最適な解決策を提供することを使命としております。​当事務所では、相続や信託、離婚問題、成年後見、債務整理など、幅広い分野でのご相談を承っております。​初回相談料は無料で、出張相談も可能ですので、安心してご相談いただけます。​また、専門知識を持つ司法書士・行政書士が連携し、ワンストップサービスで迅速な問題解決を目指しております。​私たちは、お客様に寄り添い、丁寧かつ迅速な対応でサポートいたします。

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よくある質問(FAQ)

任意整理に関するよくある質問一覧

質問 回答
司法書士に任意整理を依頼するといくらくらい費用がかかりますか? 依頼する司法書士事務所や債権者の数、案件の難易度によって異なりますが、一般的には1社あたり2万円~5万円程度が相場です。着手金や報酬、減額報酬が発生する場合もあるため、必ず見積もりを確認しましょう。
司法書士に債務整理を依頼するといくらくらい費用がかかりますか? 任意整理以外にも自己破産や個人再生があり、それぞれ費用は異なります。任意整理と同様、1社ごとに費用が発生し、自己破産や個人再生は10万円~30万円程度が目安です。詳細は事務所ごとに異なるため、事前に比較しましょう。
債務整理は司法書士か弁護士かどちらがいいですか? 140万円以下の債務であれば司法書士でも対応可能です。140万円を超える場合や複数の複雑な事情がある場合は弁護士が適しています。費用や対応範囲、実績を比較して選ぶことが重要です。
司法書士と弁護士の違いは何ですか? 司法書士は1社あたり140万円以下の債務整理に対応できますが、それ以上は弁護士が必要です。弁護士は裁判所手続きや複雑な交渉も可能です。
任意整理の費用は分割払いできますか? 多くの事務所が分割払いに対応しています。支払いが難しい場合は法テラスの利用も検討しましょう。
司法書士への相談は無料ですか? 初回相談を無料で行っている事務所が多いです。複数の事務所に無料相談し、納得した上で依頼しましょう。

司法書士選びに失敗しないためのチェックポイント

任意整理を成功させるには、信頼できる司法書士事務所選びが不可欠です。下記のポイントを参考に、後悔しない選択をしましょう。

  • 実績や専門性の確認

    過去の事例や対応件数、債務整理に強いかどうかをチェック。公式サイトで公開されている実績や口コミも参考にしましょう。

  • 費用体系が明確か

    着手金・報酬・減額報酬などの料金がわかりやすく提示されているか確認してください。不明点は事前に質問しましょう。

  • 相談しやすい雰囲気

    無料相談の対応や説明の丁寧さ、親身な対応を重視しましょう。不安や疑問をしっかり聞いてくれるかが大切です。

  • アフターサポートの充実

    和解後の返済管理やトラブル対応など、手続き完了後もサポート体制がある事務所を選ぶと安心です。

  • 口コミ・評判の確認

    ネット上の口コミや評判、知人からの紹介なども参考にし、信頼できる事務所かどうかを判断しましょう。

これらのチェックポイントを意識して事務所を選ぶことで、任意整理の成功率や安心感が大きく高まります。

会社概要

会社名・・・司法書士・行政書士和田正俊事務所

所在地・・・〒520-2134 滋賀県大津市瀬田5丁目33番4号

電話番号・・・077-574-7772

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